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『中医大辞典』
@.宇宙万物を形成する最も根本の物質実体。気は陰陽に分かれ、質と能の統一、また万物は気から変化する原理を提示する。人での反映は、生命の維持は全て気に頼るものであり、それは組織活動一切と関わる。例えば精気、津気、水穀の気、呼吸の気などである。また、全ての組織器官の機能活力である。
例えば臓腑の気、経絡の気等。生理においてはおおまかに原気、衛気、営気と宗気等に分けられる。ただし、一般概念はおおよそ気は陽気とし、機能面を強調しているので病機において、気亢は機能過盛の火熱の証を指し、気虚は即ち機能衰退の陰寒瀰漫の証、気の妨げを気鬱とし気逆或いは閉厥?滞諸証の変生をいう。
このほか、気の概念は各方面の派生がある。例えば致病物質である邪気、湿気、癘気等;病機或いは病証の厥気、肝気、水気等;薬物性質の寒熱温涼四気と鍼灸反応の得気等。
A.温病弁証気分証の略称。
A 『中医日漢双解辞典』
体内を流れる栄養に富んだ精微物質で、たとえば水穀の気などをさす。
B『中医基本用語辞典』
@.人体を構成し、人体が生命を維持するための基本物質の1つ。
A.臓腑の生理機能のこと。呼吸を主り、血の運行をコントロールし、津液を化生して運行させ、肌肉皮膚を温養するなどの機能を指して「気」と呼ぶ。
B.温病弁証の発展段階の1つ。気分または気分証を指す。
C『新世紀全国高等中医薬院校規劃教材 中医基礎理論』
気とは人体内の活力が非常に強く運行が絶えることのない極精微物質であり、人体の構成と人体生命活動を維持する基本物質の一つである。
D 『普通高等教育中医薬類規劃教材 中医基礎理論』
気は人体を構成し、人体生命活動を維持する最基本物質である。
E
『全国高等中医薬院校外国進修生教材 中医基礎理論』
気とは人体を構成する基本物質と人の生命活動を維持する基本物質の二つの方面(の概念を持つ)。
F 『東洋医学概論(教科書)』
活力があり、休むことなく活動する精微な物質である。