【 先天の気 】( せんてんのき )
 先天の精から化生した気で、人体生命活動の原動力。元気のこと。  [詳細参照]


@『中医大辞典』 −

A『中医日漢双解辞典』
 《張氏類経》「真気は元気也。気の天にあるを鼻より受け、喉之を主る。気の水穀にあるは口より入りて咽之を主る。いまだ生きせざる初めにあるを先天の気といい、すでに生じた後のものを後天の気という也」

B『中医基本用語辞典』 −

C『新世紀全国高等中医薬院校規劃教材 中医基礎理論』
 人体の気は先天の精に由来し化生した先天の気(即ち元気)と〜。  先天の気は人体生命活動の原動力であり『霊枢・刺節真邪』では“真気"と称され:“真気者、所受于天、与穀気并而充身者也"とある。『難経』では“原気"或いは“元気"と称されている。

D『普通高等教育中医薬類規劃教材 中医基礎理論』
 先天の精気:人体を構成し人体生命活動を維持する気の根源であり、父母生殖の精に由来し、胚胎を構成する原始物質。父母より受け継ぐ(ものの)ため、先天の精気と呼ばれる。

E『全国高等中医薬院校外国進修生教材 中医基礎理論』 −

F『東洋医学概論(教科書)』  −